喪主の決め方①

皆さんこんにちは!
総務部の奥島です。

今回は葬儀の際によく耳にする「喪主」についてお話していきます。
皆さんは喪主についての取り決めをご存知でしょうか?

喪主の決め方には法律的なルールはありません。
一般的に喪主とは、遺族の代表者です。
葬儀を取り仕切るのが役割とされており、やるべきことがたくさんあるのでとても重要な立場ともいわれています。

葬儀とは突然その日がやってくるもの……
その日を迎えた時に誰が喪主を務めるべきなのか迷われるご家庭もあるかと思います。
そこで今回は喪主の決め方をお話していきたいと思います。
明日も見ていただけると幸いです。

喪主

位牌について③

こんにちは、引き続きブログを担当します沙耶です。
今回はお位牌に書かれる内容をまとめていきます。

【戒名・法名】
「戒名」とは、生前に出家をして教えを守り修行をすることで、仏門に入った証として与えられる名前でした。
現在は亡くなった後、故人様が仏弟子として浄土へ往生するために授かる事が多いようです。
「法名」は浄土真宗における戒名の役割です。
浄土真宗の考え方では、出家して修行をするのではなく教えを全うしながらありのままの生活を送ることとされていました。法名も今では亡くなった後に授かる事が一般的になっています。

【俗名】
仏門に入る前の名前。
亡くなってから戒名・法名をいただく場合は生前の名前となります。

【没年月日】
故人様が亡くなった年月日のこと。

【享年(行年)】
故人様が亡くなった時の年齢で、
享年は『天から与えられた年数』
行年は『俗世で修行をした年数』
の意味があるそうです。

ここまで調べて、お位牌は「故人様の魂の拠り所」であり「故人様の代わりとして供養の対象となる」もので、非常に大切な役割だと感じました。
宗派や考え方により有無など異なりますが、役割や意味を知った上で、お葬式やその後の供養の在り方を考える手助けになれば幸いです。
最後までお付き合い下さりありがとうございました!

お位牌

位牌について②

こんにちは。
昨日に引き続き沙耶がブログを担当します。

お葬式で使用するお位牌は、加工されたものではあらかじめ準備していたように思われるとされ、白木位牌と言われるシンプルなお位牌が一般的です。

まず「白木位牌」についてお話します。
これは仮位牌とも呼ばれ、地域にもよりますが野位牌・内位牌の二つ白木位牌がお葬式において使われます。
一般的にお葬式を終えてお位牌をお持ち帰りされる場合と、火葬の際にお棺に入れて差し上げる場合とあり、浄土真宗や日蓮宗などはお寺様や供養のあり方にもよりますが火葬される事が多いようです。
直葬・家族葬の心響では、宗派やお寺様にもよりますがどのプランにも野位牌・本位牌(白木のもので、内位牌とも呼ばれます)が含まれております。

次に「本位牌」についてです。
これは四十九日が過ぎてからお仏壇に祀るお位牌で、その頃を基準に白木位牌から本位牌へと切り替えることが一般的とされています。
本位牌の種類は塗位牌、唐木位牌、天然木位牌など様々です。

他にもお位牌の種類として、下記のものがございます。
・寺位牌(菩提寺やお寺の本山に安置するための位牌)
・繰り出し位牌(厨子の形状をしており、法名を記した板を複数枚重ねて入れられる)

繰り出し位牌

また、浄土真宗では亡くなった後、魂は現世にとどまることなく成仏して仏様となる考え方であるため、本来は故人様の魂を宿す意味合いのお位牌を必ず用意するとはされていません。
代わりに法名札や過去帳、法名軸と呼ばれるもので法名や没年月日、享年などを記録をしていく方もいらっしゃいます。こちらは家系図や記録としての役割が強くなるようです。
今ではお葬式で弔う際やお仏壇に手を合わせる対象として、お寺様の考え方によりお位牌をお飾りする事もあるようです。

次回はお位牌について調べてまとめたことを更新します!
ぜひご覧ください。

位牌について①

皆さんこんにちは。
本日からのブログを担当します、沙耶です。
今回は位牌について、学んだことや調べたことを私なりにまとめた内容になります。

皆さんは位牌と聞くとどのようなものが浮かぶでしょうか?

位牌とは、亡くなった方の戒名・法名や俗名、没年月日、享年などが書かれている木牌(木の板)です。
位牌にはいくつかの種類があり、その必要性や役割は宗派により異なりますが葬儀やその後の供養に関わってくる場合もあります。
次回の記事では位牌の種類やその意味、記す事柄についてなどを記事にしていきますので最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

位牌

旅支度について②

皆さんこんにちは。
前回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。
今回はなぜ故人様に旅支度をするのか、そしてそれらにはどんな意味があるのかについて書いていきます。

まずは、そもそも旅支度とは何なのかについて説明していきます。
旅支度とは仏式の葬儀で比較的よく使われる言葉で、仏教では亡くなられた方は来世へと旅立ち、その道のりは四十九日間続くとされています。
そこで、故人様が無事に来世へとたどり着けるようにご遺族様が旅の支度をすることを「旅支度」といいます。

旅支度にはいくつか揃えるものがあります。
まず初めに仏衣です。
これは亡くなられた方に着せる着物の事で死装束とも呼ばれます。
納棺する時に着替えますが、その際に着付けは左を前にして行います。
何故かと言うと、通常は右を前にして着ますが、あえて反対にすることで不幸が重なるのことを避けるという意味があるからです。

次に足袋(たび)です。
この白い足袋を履かせるとき、足袋には紐が付いているので固結びで結びます。
これは旅の途中で紐が解けないようにする為です。

そして脚絆(きゃはん)です。
この脚絆はすねの位置につけ、故人様が長い旅路でも足が疲れないようにする為に身に付けます。
また、この時も紐は固結びで結びます。

次に手甲(てっこう)です。
これは道中、木々を振り払う際に手が傷つかない様に、また汗をぬぐったりする為に身に付けます。
この時も紐は固結びで結びます。

その後に胸元に六文銭を入れます。
これは三途の川の渡し賃になります。

最後に数珠です。
これは故人様が愛用していたもの、もしくは葬儀社などが用意したものを持たせます。

直葬・家族葬の心響では今説明した旅支度を行っていますが、他にも頭陀袋(ずだぶくろ)といって僧侶が修行に出る時に使用する袋を頭から通して首に掛け、胸元に置いたり、天冠(てんかん)や編み笠、草履や杖を旅支度で使用する事もあります。
このように旅支度に使用する道具の一つ一つに故人様への思いが詰まっており、これから故人様に旅支度を行う時にはその一つ一つの思いを胸に抱きながら着付けをして行こうと思いました。

納棺

最後までお読み頂きありがとうございます。
これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。

旅支度について①

皆さんこんにちは。
今回相生斎場のブログを担当させていただく業務部の林です。
宜しくお願い致します。

皆さんは「旅支度」という言葉を耳にしたことは有りますか?

私は直葬・家族葬の心響に入社するまで、旅支度という言葉を聞いた事がありませんでした。
旅支度とは故人様に仏衣や足袋、脚絆などを着せて差し上げる事で、私が入社してから四ヶ月が経ち、実際に故人様に旅支度をする機会があった際「この旅支度にはそれぞれどんな意味があって着せているのか」とご家族様に聞かれ、私は上手く答えることが出来ず先輩に助けてもらう場面がありました。

そこで今回は、旅支度についての記事をブログに書いていきたいと思います。

旅支度

お葬式のお食事③

みなさんこんにちは。総務部の奥島です!
本日は「お斎」と「精進揚げ」についてお話しします。

まず、お斎についてです。
お斎は故人様といただく最期のお食事といわれておりますのでご葬儀の開式前にお召し上がりいただきます。
お斎は夜斎のような鉢盛りなどのオードブルではなく、お一人様ずつお膳で提供されることが多いです。
直葬・家族葬の心響ではご家族様と同じ内容の故人様のお斎もご用意させていただくことが可能ですので、最期のお食事をより思い出深いものにすることができると思います。

次に、精進揚げについてです。
精進揚げとは、初七日法要後にご遺族様やお寺様が一緒にいただくお料理のことです。
地域にもよりますが、様々な事情により最近ではご葬儀当日に初七日法要を執り行うことが増えてきているようです。
このように現在は精進落としのあり方も変わってきているようで「葬儀のときの疲れをねぎらうもの」「葬儀の一区切りとして行うもの」という意味合いが強くなってきているともいわれています。

ちなみに余談ではありますが神道では「精進落とし」という概念がなく、夜斎・お斎・精進揚げ全てを通して「直会(なおらい)」と呼び、会食を行います。
このように会食は宗派によっても様々ございます。
また、直葬・家族葬の心響では、様々な理由でお食事の場を設けられない方のためにお斎や精進揚げをお持ち帰りのお弁当「折弁当」としてご用意することも可能です!
お客様の宗派や状況に応じてご葬儀当日、担当者がしっかりとサポートさせていただきますのでご安心ください。

会食

これで葬儀の際の会食についてのブログは以上です!
最後まで見ていただきありがとうございました🦉

お葬式のお食事②

昨日に引き続き奥島が担当させていただきます!
前回、お食事の機会は三度あるとお話しましたが今回は「夜斎」に関してお話します。

夜斎(よとき)とは、通夜後にいただく精進料理のことを指します。
精進料理というと肉や魚を避け、野菜中心のお料理を連想される方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし最近では、お寺様が食事の場に同席される場合や、親族で特に気にされる方がいない場合、故人様の好きだったお料理をいただくこともあります。
ちなみに余談ですが「斎」という言葉は、神仏をまつる場所や斎場に出るため、身を清めることを指しているそうです。

地域によっては「夜斎」ではなく「通夜振る舞い」と耳にする方もいらっしゃるかと思います。
通夜振る舞いのマナーとして、わいわいとお食事をするのはあまりよくないとよく耳することもありますが、直葬・家族葬の心響の考えでは思い出を語りあいながら故人様を偲ぶ場として提案させていだいております。
また今の世の中、たくさんの方が集まるのが不安という方もいらっしゃると思いますが直葬・家族葬の心響はしっかりと感染症予防対策を行っておりますので安心してご利用いただけます!

以上、夜斎に関してでした。
明日も見ていただけると嬉しいです(^∀^)

夜斎

お葬式のお食事①

みなさんこんにちは。総務部の奥島です!
今回は「葬儀の際のお食事」についてお話しします。

私が以前葬儀に参列した時のことを思い返してみた時、一番印象に残っていたのは親族みんなで一緒に食べた食事の事でした。
実際に入社して葬儀の際のお食事について学んでいくうちに、お食事をする機会が三度あるということを知りました。

地域・宗派などによって違いはありますが、このあたりでは「通夜後に通夜振る舞いでお召し上がりいただく夜斎(よとき)」「ご葬儀開式前に故人様とのお別れのお膳としていただくお斎(おとき)」「精進落としとしていただく精進揚げ」と三度お食事いただく機会がございます。

今回はこの三度のお食事に関して取り上げていきたいと思います!
よろしくお願いします!

お斎