弔電のマナー③

みなさんこんにちは総務部の奥島です!
弔電(ちょうでん)については最後になりますが、本日はより詳しい注意点をお話ししていきます。

先方へ必要事項を確認したら、弔電の手配を始めます。
その際に、気を付けるべき点です。

弔電に限らず、電報の文面には差出人の情報を記載します。
お名前のみでも可能ですが、実際の式で弔電を読む場合に司会者の方が読みやすいように、氏名等に読み仮名をつけておくと分かりやすく間違いも起こりません。また、ご遺族が把握しやすいように学校名、団体名、会社・部署名などの所属や肩書なども記載しておくと丁寧です。
併せて、ご遺族の方がお礼状などを出す際に手間がかからないよう、住所や連絡先も記載しておくことが望ましいとされいます。

弔電の文面は、故人様との関係性によって変わってきますがシンプルな一文のみでも構いません。
故人様と親しい間柄だった場合は、思い出や人柄がわかるエピソードなどを盛り込んだメッセージにすると、偲ぶ気持ちが伝わりやすいでしょう。また、ご遺族を労う一言を添えるのも良いと思います。

そして一番注意するべきことです。
弔電で使用を避けるべき忌み言葉として、直接的な「死去」といった言葉や、不幸が繰り返すことを連想させる重ね言葉にあたる「重ね重ね」「再び」、死や苦労を連想させる言葉「死」「苦しむ」、数字「四」「九」などがあります。
基本的に、不幸や不吉なことを連想させるワードは望ましくないということを意識することが大切です。

このように、弔電には色々なマナーがあります。
しかし事前に知っておけば、突然の訃報にも慌てず、故人を偲ぶ気持ちを十分に伝えることができます。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください!

弔電

弔電のマナー②

みなさんこんにちは、総務部の奥島です!
早速ですが、まずは弔電を送るにあたり必要となる情報をご紹介します。

突然の訃報であっても、まずは落ち着いて先方へ確認をすることが大切です。

1つ目の確認事項は通夜・葬儀の日時と場所です。
弔電は、喪主様などの受取人の住所ではなく、通夜・葬儀の会場(葬儀場)へ直接送ります。そのため、お届け先となる斎場名と住所を必ず確認しましょう。
また、弔電は告別式で読み上げられるのが一般的とされています。葬儀・告別式の数時間前までには間にあうよう手配するといいでしょう。万が一間に合わないような場合は喪主様のご自宅などに直接送ることも失礼にはあたりません。

2つ目は故人様と喪主様のお名前と続柄です。
弔電の受取人は、故人様ではなく喪主様とするのが一般的とされています。訃報を受けた際には故人様だけではなく、喪主様のお名前(フルネーム)もしっかりと確認するといいと思います。
また、喪主様と故人様の関係性によっては弔電における敬称が変わってくるため、故人様と喪主様の続柄も必ず確認すると間違いがないと思います。

このように慌てずにしっかりと情報を確認をすることで、ご遺族様に弔電が確実に届きます。
これだけの行動でもマナーを守ることができるのです。

次回はより詳しい注意点を書いていきたいと思います。
次回もぜひご覧ください!🦉

弔電