エンバーミング②

エンバーミング

みなさんこんにちは、総務部の奥島です。
本日はエンバーミングの基本的なことについてお話ししていきます!

エンバーミングは誰でもできるものではありません。
専門の資格を有する「エンバーマー」と呼ばれる人が、ご遺体の保存・防腐・殺菌・修復を目的に行うことができる特殊な技術なのです。
日本語では「遺体衛生保全」や「死体防腐処理」と訳されています。

エンバーミングは、ご遺体の消毒・殺菌を行った上で消化器官などの残存物の除去を行うほか、ご遺体の一部を切開して血液などを排出すると共に防腐剤などの保存液をご遺体に注入します。とても難しい内容ですが、こうすることでご遺体を10日間~二週間程度腐敗させることなく保存することが可能となります。
処置の流れを簡単に説明しますと、①ご遺体の状態を確認②消毒と洗浄③故人様の生前の姿に近づけるために洗髪や洗顔を行います。

そして、ご遺体の体内の処置にうつります。
最初にお話ししたように保全液を注入し、食道や胃などに残っている残存物を除去します。その後綺麗に縫合をし、再度全身の消毒を行い故人様が普段身につけられているような洋服を着付けたり、ご遺族様からの希望通りに着付けを行っていきます。
着付け後には改めてお顔の表情を整え、より生前の姿に近づけていきます。

故人様の体の処置としてエンバーミングと混同されてしまうのが「エンゼルケア」です。
エンバーミングは体内の処置まで行うのに対してエンゼルケアは故人様の表面的な姿を整えることを目的としているそうです。

ここまでエンバーミングの基本的なことや流れをご紹介しましたが、実際エンバーミングが必要となるケースはどういったものなのでしょうか。
次回はこの点についてお話ししていきたいと思います!

エンバーミング

お迎えについて②

エンゼルケア

皆さんこんにちは。
前回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。

今回は故人様のお迎え時にご家族様に聞く事について書いていきます。

まず、ご家族様からお電話を頂き、ご逝去の連絡であれば最初にお悔やみの言葉を述べます。
その後にご安置に必要な情報「故人様の氏名」「住所」「故人様が弊社の会員かどうか」の確認を行います。
次に「連絡された方の氏名」「住所」「故人様から見た連絡者の続柄」「ご連絡のとれる携帯の電話番号」「故人様の体格」などの確認を行います。 また、病院でお亡くなりの場合は病院名とその住所、電話番号も伺います。

その後、故人様をどこにご安置するのか伺います。
ご安置先の候補でもっとも多いのは会館ですが、ご自宅にご安置することも可能です。その場合、ご自宅の住所も伺います。※直葬・家族葬の心響ではご自宅へのご安置は有料オプションです。

最後に、病院で故人様への処置(エンゼルケア)が終わっているかを確認し、病院からの要望などを踏まえてお迎えスタッフの到着予定時間を決め、故人様のお迎えに向かいます。

※ご自宅でお亡くなりの場合は、ご安置先住所を聞き、それによって警察署への連絡確認か病院の確認を行い、お迎えスタッフの到着予定時間を決め、故人様のお迎えに向かいます。

直葬・家族葬の心響では、故人様やご家族様の状況によってお迎えの流れを臨機応変に対応しております。
次回は実際のお迎え時のご家族様への対応について詳しく書いていきたいと思います。
次回も読んで頂ければ幸いです。

エンゼルケア