分骨について③

墓参り

皆さんこんにちは。
前々回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。
前回のブログでは、分骨はどのような人が、何のために行うのかについて書いてきました。
今回は分骨をするタイミングや方法について詳しく書いていきたいと思います。

分骨をするタイミングは大きく分けて2つあります。

1つは火葬時に分骨する方法です。
豆知識として、分骨するための費用や手間はお墓に納骨する前後で大きく変わってきます。
ですので、初めから分骨すると決めているのであれば、火葬場でお骨を骨壷に収める際に分骨する方が手間が少なく、費用も抑えることが出来ます。
また、火葬場で分骨する際は、葬儀社を通じて分骨を希望する旨を火葬場に伝える必要があります。
なぜなら、分骨する数の分だけ追加の骨壷を用意する必要があるからです。
注意点として、分骨先の施設に提出する為、分骨証明書という分骨用の火葬許可証を分骨する数だけ発行してもらうのを忘れないようにして下さい。
なぜなら、分骨証明書は当面、自宅に安置する予定でも将来的に納骨するとなった際に必要となりますので、忘れずに発行してもらって、大事に保管されると良いかと思います。

2つ目は、お墓から取り出して分骨する方法です。
既にお墓に納骨したお骨を分骨する場合、まずはお墓の管理者に連絡を取り、日程などを決めた後、お墓からお骨を取り出す段取りをつけていく必要があります。
そして段取りが決まったらお墓の管理者に分骨証明書を発行してもらい、分骨を行います。

このように「分骨」という葬送文化の1つとっても一人一人考え方や思い、感じ方は様々であり、一つとして同じものは無いと思っています。
なので、私は固定概念に囚われず、故人様への遺族の思いを尊重し、これからも遺族に寄り添い、前を向いて生きていけるように精一杯お手伝いをしていきたいと思っています。

墓参り

最後までお読み頂きありがとうございます。
これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。

分骨について②

皆さんこんにちは。
前回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。
今回はそもそも分骨とはどのような人が、何のために行うのかについて書いていきます。

その前に、まずは分骨の定義について少し触れておきます。
分骨とは、一般的には故人様の遺骨の喉仏等を2ヶ所以上の場所に分ける事をいいます。
それでは、一体どのような人が、何のために分骨を行うのでしょうか?
私が真浄葬祭で働いていて気付いた事は、分骨される事情はご家族によって様々であるという事です。
私が考えて最終的に行き着いたのは、人それぞれ感じる事、信じている事等が異なる為、結局はその人その人のしたいようにするのが一番であり、正解は存在しないという考えでした。
ただ、そうは言っても実際に働く中で分骨をするシチュエーションとして代表的なものが3つありましたので、今回はそれらを紹介していこうと思います。

まず1つ目に、お寺が遠方にあるケースです。
故人様の地元が遠方の場合、そのお墓まで遺族が、お参りに行くのは容易な事ではありません。
このようなケースでは、ご遺骨の一部を遺族の住んでいる場所に近いお墓に納骨する事があります。
2つ目に、手元供養を行いたいケースです。
手元供養とは、遺骨の一部を自宅や身近な場所に保管して供養する事で、このような場合に分骨をされる方がいらっしゃいます。
3つ目に、本山への納骨をするケースです。
故人様が熱心な信者であった場合等は、信仰している宗派の本山にご遺骨の一部を納骨する事があります。

墓地

このように、分骨は遺族の故人様への思いの数だけ様々なケースがあります。
次回は分骨をするタイミングや方法等、さらに踏み込んで詳しく書いていきたいと思います。
次回も読んで頂ければ幸いです。

分骨について①

皆さんこんにちは。
今回相生斎場のブログを担当させていただく業務部の林です。
宜しくお願い致します。

突然ですが、皆さんは「分骨」という言葉を耳にしたことはありますか?
私は真浄葬祭に入社するまで分骨という言葉自体は知っていましたが、誰が何のために行うのか、恥ずかしながら全く知りませんでした。
そこで今回は、私が実際に真浄葬祭で働いていて気付いた分骨についての記事をブログに書いていきたいと思います。

次回もぜひご覧ください!

分骨