仮通夜について③

通夜

皆さんこんにちは。
前々回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。
前回のブログでは仮通夜(かりつや)とは何なのかについて書いていきました。
そこで今回は仮通夜と本通夜、半通夜との違いについて詳しく書いていきたいと思います。

本通夜(ほんつや)とは、宗教儀式や一般の会葬者の参列を伴う通夜式と通夜ぶるまいが行われる、葬儀前夜の通夜を指します。それに対し半通夜(はんつや)とは、夜通し行うのではなく、短時間で切り上げる通夜を指します。

昔、通夜は夕方に始まり夜が更けて朝になるまで行われるものでした。
また、夜通し線香を絶やさないことが大切とされたため集まった親族たちは交代で眠り線香の番を行っていました。これに対して、夜が更けたら切り上げる通夜を昔は半通夜としていました。
現代においては夜通し寝ずの番をする通夜はまれであり、現代の通夜は仮通夜であっても本通夜であっても半通夜であると言うことも出来ます。

また、一般の会葬者が少ない等の理由で通夜を省略し、葬儀だけを執り行う「一日葬」も近年増加傾向にあります。
このように時代と共に形式や考え方が変化する葬祭業ですが、故人様を偲び御家族様の悲しみに寄り添っていくという事はいつまでも変わることはないと思います。
これからも御家族様が故人様を偲ぶお手伝いを一生懸命行っていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。
これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。

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