数珠について③

みなさんこんにちは!総務部の奥島です。
今日は数珠の選び方についてお話ししていきます!

葬儀に参列する際、その宗派は様々だと思います。違う宗派の葬儀に参列される場合でも、新たに数珠を購入しなくても大丈夫です。自分の信仰している宗派の数珠で参列される事は失礼にはあたりません。

同じ宗派でも男性と女性で使用する数珠の種類が違うこともあるので一度調べてみるといいかもしれませんね!
また数珠の素材も様々在りますが、基本的には数珠の素材や房は好みのものを選んでいいそうです。
葬儀参列時、数珠を使用するマナーとしては数珠はお守りとしての役割もあるため、葬儀前はポケットやバッグにしまっておきましょう。
また、持ち運びの際は房が痛まないように座具(ざぐ)と呼ばれる数珠専用の袋に入れておくといいと思います。

そして、ブレスレットタイプの数珠を数珠がわりにすることは避けましょう。
腕輪数珠とも呼ばれるブレスレットタイプの数珠は、お守りとしての意味合いは通常の数珠と同じです。しかし、葬儀での数珠がわりにはなりません。あくまでアクセサリーの一部と考えたほうが無難です。
ブレスレットタイプの数珠しか持っていない場合は、略式のものなど一般的な数珠も用意しておくといいでしょう。

葬儀のマナーというのは実際に参列してみないとなかなかわかりにくいものです。

少しでもこのブログを読んで興味を持ってくださると嬉しいです🦉

念珠

数珠について②

みなさんこんにちは!総務部の奥島です。
今日は前回に引き続き、数珠について書いていきたいと思います!

数珠の起源は諸説あり、定かではありませんが、一説にはお釈迦さまが誕生するより前にインドで生まれたと伝えられています。

これは私自身も初めて知ったのですが、最初は木の実をつなぎ合わせたような形をしていて念仏を何回数えたかをカウントするためのものだったそうです。そして時代を経て、数珠が念仏の数を数えるためのものだけではなく礼拝に使う道具としての役割も持つようになったようです。

私たちが使うような数珠は少し玉数が少ないのですが正式なものだと玉数が108個だそうです。「108」は、煩悩の数を表しているといわれていて「数珠を使って念仏を唱えるごとに1つずつ煩悩が消滅し、功徳を積むことができる」という意味があります。また、数珠にはお守りの意味もあり、それには「数珠にお釈迦様が宿っている」という考え方が影響しているようです。

話は変わりますが、数珠の種類は「正式念珠」「略式念珠」「男性用」「女性用」とに分かれます。(念珠とは数珠の別称です)
男性用と女性用との区別としては基本的に男性用が大ぶりな玉で寸法も大きくつくられていて、小ぶりの玉で小さめの寸法のものは女性用となります。中にはそれ以上に大きな数珠もありますが、そのほとんどは僧侶が儀礼用に持つ数珠です。

正式念珠は最初にも言ったように基本的に108個の玉から成り宗派ごとに形が異なります。またその玉数から、長さがあるため二重にして使うことが多いようです。

略式念珠は、一般的によく目にする一重の数珠で、各宗共通の形とされています。
正式念珠に比べて玉数が少ないものの、一つひとつの玉は大きいのが特徴です。片手にかけて使えるので、「片手念珠」と呼ぶこともあります。

単に数珠と言っても色々な種類がありそのものにもちゃんとした意味があるのです。
次回は数珠の選び方や数珠を使用するときの注意点などお話していきたいと思います。

お参り

数珠について①

みなさんこんにちは!
総務部の奥島です。

葬儀に参列する際に準備するものといえば何が思い浮かびますか?
私は数珠が思い浮かびました。

数珠は仏式の葬儀の必需品といっても過言ではありません。
実は宗派ごとに形が違い、さまざまな種類があるということをご存知でしょうか。
次回のブログからは数珠を持つことの意味とともに、どんな種類の数珠があるかなどについてご紹介していきたいと思います!ぜひご覧ください!

数珠