皆さんこんにちは。
前回に引き続き、ブログを担当させていただく業務部の林です。
今回は曲録(きょくろく)とは何なのか、名前の由来について書いていきます。
曲録とは主に僧侶(そうりょ)が使う椅子の一種で、背もたれの笠木(かさぎ)が曲線を描いているか、または背もたれと肘掛けが曲線を描いた一本の棒でつながっているのが特徴です。
また曲録という言葉は曲録木の略で、録は木を削る(そぎ落とす)という意味であり、木を削って曲線を作った椅子という意味になります。
曲録は鎌倉時代に中国から渡来したもので、最初は禅林で用いられていたようですが、後に他の宗派でも使われるようになったそうです。
このように葬儀の際何気なく使用されている曲録ですが、広く使用されるようになった経緯や形にはその一つ一つに深い意味があり、普段から使用している道具についてもっと詳しく勉強していこうと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。
これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。