みなさんこんにちは、総務部の奥島です!
ご葬儀が終わってからご不幸を知った場合、いち早くご自宅に弔問したいところですが、喪主様をはじめとするご遺族の方は心身共にお疲れになっています。まずはご遺族にお悔やみの言葉をお伝えするために、手短にお電話をお掛けすることが大切です。
場合によっては自身と故人様との関係を知らないことも考えられますので、まずはお電話口で故人様との関係をお伝えします。
そしてその後「是非お伺いしたい」「お線香を上げさせていただきたい」という弔問したい希望をお伝えし、ご遺族のご都合を伺いましょう。その際、ご遺族の方が「お気持ちだけで充分ですよ」と遠慮をなさっている場合もありますので、弔問をされる際にはご遺族の気持ちや事情を考慮して判断することが必要になってきます。
一般的に後日に弔問する時期としてよいとされているのは、ご葬儀や告別式の後片付けなどが落ち着いて、三日ほど空けてから四十九日頃までとされています。
直接弔問に伺うという方法の他にも遠方の場合や弔問を辞退された場合は、お悔やみの手紙を送ることがあります。
お悔やみのお手紙を送る際のポイントとして3つほど取り上げますと
・冒頭はお悔やみの言葉ではじめる
お悔やみの手紙では、拝啓や謹啓といった「頭語」や季節を表す「時候の挨拶文」は必要ないとされています。
・弔問に伺えなかったお詫びを述べ、ご遺族を気遣う言葉や励ましの言葉を書く
・忌み言葉は避ける
忌み言葉とは、冠婚葬祭の場などで避けられる言葉を指します。ご葬儀の場やお悔やみの手紙では、「重ね言葉」や死を連想させる言葉などが忌み言葉とされています。
色々記載しましたが、大切なのは、ご遺族の気持ちや思いに寄り添うことです。いかなる時も、自分の気持ちよりもご遺族への配慮を優先したいものです。
一つ一つのマナーがとても重要になる難しい場面ですが、この記事を読んで実際に役立てていただけると幸いです。