満中陰について②

こんにちは。総務部の奥島です。
今日は満中陰志とは何なのか、その言葉にはどのような意味があるのかを取り上げていきます。

まず満中陰の「中陰」とは、仏教用語で「お亡くなりになった後の49日間」を意味します。葬儀後にお渡しをする中陰祭壇の「中陰」も同じ意味ですね。その中陰の間、亡くなった方の魂は7日ごとに十王の審査を受けて49日目に次に生まれ変わる世界が決められるとされています。
そして「満中陰志」という言葉にはその中陰が無事に過ぎたことに対する感謝を表す品という意味があります。
ですので、基本的に満中陰志は四十九日法要の後にお贈りする葬儀の香典返しの品物と同じ意味と考えて差し支えはありません。

本来は、直接ご挨拶しお渡しすることもありますが、近年ではお礼状を添えて郵送などでお送りすることもあります。
一つ注意点としてあげるのであれば「中陰」は仏教用語であるため神道やキリスト教などの他の宗教で「満中陰」という言葉は使用しないということです。

お品物につける熨斗紙には、表書きとして「満中陰志」と記載します。
水引は結び切りを使用し、仏教では一般的に黒白の物が使われます。

熨斗紙のかけ方ですが、包装紙の上に掛ける「外のし」と、品物の化粧箱にのしを掛けた上から包装をする「内のし」があります。かけ方に特に決まりごとはないとされていますが、香典返しを宅配便などで送る場合は、外のしにすると熨斗紙が傷む可能性があることや、弔事の贈り物として控えめにするという意味もあるため、内のしにするのが一般的です。

どうですか?ここまで基本的なことをお話ししてきましたが、葬儀を実際に行ってみないとわからないことも多くありますね。次回は贈る時期やその品物と相場などについてお話ししていきたいと思います。
次回もぜひご覧ください!

満中陰志

満中陰について①

みなさんこんにちは。
総務部の奥島です。

関西や西日本以外の方はあまり聞きなれないご葬儀の言葉に「満中陰(まんちゅういん)」があります。
また、葬儀経験がない方なども耳にしない言葉なのではないでしょうか。私自身も直葬・家族葬の心響(こきょう)に入社するまで聞いたことがありませんでした。

今回はそんな満中陰とは何なのか、贈る時期や品物はどのようなものがいいとされているのか、そして金額の相場はどのくらいなのかなどを書いていきたいと思います。
次回は基本的な意味などを取り上げていきたいと思います。
ぜひご覧ください!

返礼品

エコアイスについて②

皆さんこんにちは。
前回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。
今回はエコアイスのご遺体への用途について書いていきます。

ご遺体に対してのエコアイスの用途とは、故人様のお身体の状態の変化を抑える為、保冷を目的として故人様のお身体に当てる物を指します。
基本的には腹部にエコアイスを当てていくのですが、腹水のリスクがある時は脇に当てることもあります。
また、関節部分にエコアイスを当てると関節が固まってしまい、故人様の旅支度や納棺に支障がでてしまうので基本は腹部に当てることが多いです。
この他ご遺体の状態や体格の良い故人様の場合、エコアイスを増やすこともあります。

最後までお読み頂きありがとうございます。
これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。

納棺

エコアイスについて①

皆さんこんにちは。
今回相生斎場のブログを担当させていただく業務部の林です。
宜しくお願い致します。

皆さんはエコアイスと聞いてどのような物を思い浮かべますか?
恐らく物を冷やす時に使う一般的なものを思い浮かべたのではないでしょうか?
このエコアイスは物だけでなく亡くなられた人を保全する役割もあります。
今回はそのご遺体の用途についてブログに書いていきたいと思います。

エコアイス

旅行は中止

新型コロナウイルス感染症の影響で今年の社員旅行は中止となりました。

その代わりに食事会を開催する事になり、本日その日。

沢山食べて飲んで満たされました〜。

祭壇の準備

本日、直葬・家族葬の心響(こきょう)各斎場の祭壇生花は全て新人が準備しました。
最初はアレンジや花束から始まったプログラムもようやく祭壇準備まで到着して成長をすごく感じています。

今日はまさにメタルスライムを倒したくらいレベルアップしたかもね。

デジタル研修

今日はなかなか興味深い勉強。
三つ良い事を聴いたので明日から試してみよう。
絶対面白いと思いよ。

三回忌法要②

こんにちは。
総務部の奥島です。

葬儀後の法要として初めに思い浮かぶのは四十九日忌法要だという方が多いのではないでしょうか。四十九日忌法要を行うのは故人様が亡くなってから49日目と、比較的わかりやすいですよね。
一方で同じように三回忌法要という言葉から故人様が亡くなってから三年目の法要と勘違いしている方もいるかもしれません。三回忌はいつ行うものなのか、どのような目的で行うのかといった基本的な部分についてお話ししていきます。

三回忌法要は一周忌法要の次の法要です。
故人様が亡くなってから満二年後である翌々年に執り行います。この数え方は亡くなった日を最初の忌日として考えることに由来しており、翌々年である満二年後は三度目の忌日として数え「三回忌」として法要を行うという考え方になっているのです。
例えば、2021年1月15日が命日なのであれば、2023年1月15日が三回忌となります。

年忌法要として、その年の命日に行うのが一般的ですが遺族や参列者の都合を考慮して前倒しに調整する場合もあります。
三回忌に法要を行う意味は仏教の教えにもとづいており、宗派によって考え方に差異はありますが、仏教では亡くなった後7七日ごとに生前の行いについて裁きを受け、49目に生まれ変わる世界が決まるとされています。
審判が下される49日は特に重要視され、遺族親族が多数集まり故人様がよりよい世界に行けるよう皆で祈ることが49日法要の目的です。そして一周忌、三回忌と続く年忌法要では、追加の裁きを受けることができると言われています。
そこで、三回忌でも遺族や親族が集まり、仏様のご加護を祈り故人様がよりよい処遇を受けられるように祈るのです。

しかし、最近では社会情勢を気にする方も多く、直葬・家族葬の心響(こきょう)でも家族のみの少人数で三回忌法要をはじめとする法要を営むケースが増えています。法要を行うにあたってはお寺様との相談や日程の決定、会食や返礼品の手配、参列者への案内など数多くの準備がありますので余裕を持って早めに動くことが大事です。
直葬・家族葬の心響(こきょう)ではお電話での法要予約も承っておりますので、まずはご相談からお気軽にお尋ねください。

会食

三回忌法要①

こんにちは。総務部の奥島です。

葬儀後、仏教を信仰する方は四十九日忌、百箇日、一周忌に続いて三回忌を迎えることになります。
三回忌法要という言葉は聞いたことがあっても実際には「三回忌法要はいつやるものなのか分からない」という方も少なくありません。
しかし、三回忌は数ある法要の中でも重要視されているものです。

今回のブログではこの三回忌法要について取り上げていきたいと思います。
少しでもこの記事を読んだみなさんのお役に立てれば幸いです。

三回忌