弔電について③

電報

こんにちは、沙耶です。
前回に引き続き弔電について取り上げていきます。

まず、弔電を送る際には以下の情報が必要になります。

・差出人の名前
会社関係など、関係性がある場合には詳しく。
・配達の日時
通夜式や葬儀式の日時を伝えるのが確実です。
・届け先の住所
通夜、葬儀などが行われる斎場の住所、会館名。
・受取人の名前(一般的にはフルネーム)
喪主、又は遺族宛となります。
喪主様ではないご遺族の方に送る場合「○○ ○○様方(喪主様のお名前)、○○ ○○様」と記載すると親切かもしれません。

お悔やみの文章は自分で考えることも出来ますが、ある程度失礼のないように文面が用意されているものもあるので適した内容を作ることができます。
この時、忌み言葉を使うことは弔電においても避けた方がよいとされています。

⚠️忌み言葉⚠️
不吉な数字(九、四)
重ね言葉(重ね重ね、たびたび、ますます など)

現在は電話やネットなどですぐに弔電の手配をすることができるようになっています。
もしもの時、間違いなく送ることができるように簡単に弔電について知っておくと慌てずに心を込めて、お悔やみを伝えられるのではないかと思いました。

電報
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回も読んでいただけると嬉しいです。

弔電について②

電話

前回に引き続き、弔電について
今回はその背景を書いていきます。

元々電報とは電話のなかった時代に、情報伝達の為に使われていました。
その頃も家族の危篤の知らせや、受験結果など緊急の連絡手段として使われていたそうです。
それから時代の流れと共に、FAXやポケベル・携帯電話などの通信手段が普及していったことで一般的に使われることは減っていきましたが、その手早さや多様化していくデザインなどから、電報は祝電や弔電など、冠婚葬祭に出席できない場合に主に使われるようになりました。

電話

今回はその中でもお通夜や葬儀などのお悔やみを伝える為の弔電についてです。
前回も少し触れたように、参列できない場合、通夜式の前までに、難しければ葬儀の1時間前程には届くことがマナーとされています。
しかし、すぐに手配ができて当日でも届けられ、デザインなども気持ちに合わせたものを選べることから現在でも使われ続けているのかもしれません。

弔電はその用途から、シンプルで落ち着いたデザインの物が多く用意されています。
中にはプリザードフラワーや線香、ロウソクなどと言うギフトを付けられるものもあり価格帯や種類は様々です。
台紙のデザインもシンプルながら花が描かれていたりと綺麗なデザインなので、ご遺族の方の心にも残ることと思います。

次回は実際に送る際、知っておくべき内容や注意したいことを書いていきます。

弔電について①

みなさんこんにちは。
直葬・家族葬の心響 相生斎場ブログを担当します、沙耶です。
今回は「弔電(ちょうでん)」について取り上げていきます。

今までに皆さん「弔電」や「電報」という言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。
弔電とは、お通夜や葬儀に参列できない場合に故人様やご遺族様へ、お悔やみを電報で伝える為のものになります。

一般的に弔電は式中に読み上げられる事から、お通夜や葬儀が始まる前、できるだけ早く届くように手配するのがマナーとされています。
式に間に合わない場合はご遺族様への失礼にあたってしまうだけでなく、葬儀を終えてしまっていると斎場などでは受け取る事が難しくなります。訃報が届いたものの参列が難しい場合など、弔電を送る際は早めに用意をされることをおすすめします。

では、実際弔電を送らなければならない時が来てしまったら、どのような方法で送ることが出来るのでしょうか?
今回はその方法や、なぜ電報という手段がとられているのか。背景を調べてみたので次回もお付き合い頂けると嬉しいです。

弔電