お彼岸について③

みなさんこんにちは。
直葬・家族葬の心響(こきょう)相生斎場の奥島です!
本日でお彼岸についてのブログは最後になります🦉

お彼岸にすることといえば「お墓参り」ですよね。
祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ祝日として一般的には春は3月、秋は9月にお墓参りをすると思います。
お墓参りに行かれた際はお墓自体の掃除をし、お花を供えるだけでなく、ご自宅に仏壇や仏具がある方はその手入れをし、自宅にもお花を供える方が多いのではないでしょうか。
直葬・家族葬の心響(こきょう)では、仏花やお寺様の返礼品のご注文も承っておりますので気になる方はぜひご相談ください!

そして、お彼岸のお供物というとおはぎやぼた餅などのお菓子も出てくるかと思います。
古来からお餅は特別な力を持つ食事として特別な日に用意されてきました。
その中でもお祝い事の席ではお赤飯を食べるのイメージが強いと思います。お餅と同じように、小豆の赤い色には邪を払う不思議な力があると考えられ、縁起の良い食べ物として好まれてきたからです。

おはぎもぼた餅も同じお餅なのになぜ呼び方が違うこの2つをお彼岸のお供物として使用するのか……
それには小豆の収穫時期や季節のお花という理由がありました。
春のお彼岸は一冬越した小豆の皮が硬いため、皮を除いたこしあんを使い、春の花の牡丹を用いた「ぼた餅」。秋のお彼岸は収穫したばかりの小豆が使えて皮まで柔らかく食べられることから、皮も一緒に炊いたつぶあんを使い、秋に咲く萩の花を用いた「おはぎ」となるのです。

いろいろとお話しましたが、私たちの生活に根付いた「お彼岸」。
宗教上の法事・法要にとどまらず、日本の気候風土がはぐくんできたものであることが分かりましたね😌
本日までお彼岸ということで少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです!

お墓参り