逆さごとについて②

皆さんこんにちは。
前回に引き続き、直葬・家族葬の心響(こきょう)相生斎場のブログを担当させていただく業務部の林です。

今回は「逆さごと」とは何なのか、その理由について書いていきます。

逆さごととは、葬儀は非日常時にいとなまれる行事なので日常と区別する為、普段とは前後や天地などを逆にして行う事を指します。さかさまにする風習は一つには魔除けのため、一つには死後の世界が生の世界の裏返しになっているという配慮からと言われています。
逆さごとの例としては逆さ水や逆さ着物、逆さ屏風等があります。

このように一見手間がかかるような手順で行うのにも一つ一つ理由があり無駄な事は一切無い為、これからも葬儀についての知識を深めるため日々勉強を頑張っていきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございます。

これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。

逆さ水

逆さごとについて①

逆さごと

皆さんこんにちは。
今回、直葬・家族葬の心響(こきょう)相生斎場のブログを担当させていただく業務部の林です。宜しくお願い致します。

突然ですが、皆さんは逆さごとという言葉を知っていますか?
私は直葬・家族葬の心響(こきょう)に入社して先輩方に納棺の所作を教えて頂いた際、通常とは逆の順序で仏衣という白い着物を着せるのを見てとても不思議に思いました。
そこで、今回は逆さごとについての記事をブログに書いていきたいと思います。

逆さごと

法要日程の決め方②

みなさんこんにちは、総務部の奥島です!

法要を執り行う日程を決めるにあたって最初に押さえておきたいのが「命日よりも前に法要を設定する」ことです。
例えば、一周忌法要であれば、故人様が亡くなられてから丸一年経って命日を過ぎるよりもその少し前に法要を執り行うということです。
「命日よりも前に法要を執り行っても大丈夫なの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、逆に命日よりも後に法要を執り行ってしまうと、故人様をお待たせしてしまうことになります。そのため、法要を早いうちに執り行う分には問題ありませんので、ご自身やご親族、宗教者などの都合を考慮して、最適な日程を決めるといいと言われています。
また、法要を執り行う際にかかる時間については法事の内容にもよりますが、会食も行う場合は三時間程度、納骨なども執り行う場合には四時間程度かかるとみておくと良いでしょう。

もし法事を平日に執り行うとなると、参列者は仕事や学校を休まなくてはならず、スケジュール調整が難しくなります。
そのため、参列者にご負担をかけないようにするためにも、なるべく法要の日程については土・日・祝日など集まりやすい曜日に設定される方が多いです。

法要は故人様を供養すると共に、故人様に思いをはせる大切な機会です。
故人様をしっかり供養できるように、法要の日程を決める際は余裕をもって法事を執り行えるようにしたいですね☺️

直葬・家族葬の心響(こきょう)でも法要のお手伝いさせていただいております。会館での法要や、自宅、お寺様でのご法要などご家族様に合わせてお打ち合わせさせていただきますので、法要について悩まれている方はお気軽にご相談ください!

お墓参り

法要日程の決め方①

みなさんこんにちは、総務部の奥島です!
今まで何度か法要についてはお話ししてきましたが、今回はよくお客様にご質問いただく「法要日程の決め方」についてお話ししていきます。

法要では、読経をあげていただき故人様を供養します。
そのため、お寺様など宗教者をお呼びするほか、ご家族やご親族なども参列してもらうため、早めに日程を決めておかなくてはいけません。
どうしてもご都合が合わなかったり、ご親戚などが集まりにくいという理由から思っているような日程でできないがどうしたらいいのか、前後してもいいのかなど様々なご相談をいただきます。

日にちの決め方は、どの回忌法要(49日、一周忌、初盆、三回忌)でも同じなので次回の記事をぜひ参考にしてみてください!

法要日程

ストレッチャーについて②

皆さんこんにちは。
前回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。
今回はストレッチャーの扱い方や注意点について詳しく書いていきます。

まず初めにストレッチャーの扱い方について説明します。
ストレッチャーには前後に高さを変える事が出来るグリップが付いており、通常は二人で同時にグリップを握り病院等のベッドと高さを合わせ、その後故人様をストレッチャーへとご移動致します。
また、ストレッチャーの左右にはガードという柵のようなものが付いており故人様をストレッチャーへご移動した後、故人様がストレッチャーから落ちないよう安全を保っております。ストレッチャーにはベルトも付いており、故人様をストレッチャーへご移動した後、布団をお掛けして最後にベルトで故人様のお身体が搬送中に揺れないよう固定します。

ストレッチャーは故人様を会館等へ搬送する際に使用する大切なものなので、使用した後はその都度綺麗に整えております。

最後までお読み頂きありがとうございます。
これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。

ストレッチャー担架

ストレッチャーについて①

皆さんこんにちは。
今回、直葬・家族葬の心響(こきょう)相生斎場のブログを担当させていただく業務部の林です。
宜しくお願い致します。

皆さんはストレッチャーを見た事はありますか?
私は直葬・家族葬の心響(こきょう)に入社してまず故人様の搬送の際に使用するストレッチャーの扱い方について勉強しました。初めは思ったように動かす事が出来ませんでしたが入社して8ヶ月が経った今ではスムーズに扱えるようになりました。

そこで、今回はストレッチャーの扱い方についての記事をブログに書いていきたいと思います。

ストレッチャー担架

エンバーミング③

祭壇

みなさんこんにちは、総務部の奥島です!
エンバーミングについては本日で最後になります。
今回は実際にエンバーミングを必要とする場合についてご紹介していきます。

【ケース①】
亡くなられてからご葬儀まで時間がかかってしまう場合

悲しいことではありますが、人は息を引き取った時点から腐敗が始まってしまい、見た目の劣化が進んでしまいます。たとえ保冷庫やドライアイスを使っても凍結するということではないため、腐敗の進行をある程度抑えることができますが完全に止めることはできません。
そのため、亡くなられてからご葬儀を執り行うまでに日数がかかってしまう場合には、腐敗防止や見た目の維持という点からエンバーミングが施されます。

【ケース②】
海外から空輸でご遺体の搬送を行う場合

旅行や出張先で海外に行かれた方が亡くなられご遺体の状態で帰国される場合や、他国の方が日本で亡くなられてご遺体の状態で送還する場合などが例にあげられます。
このような場合、航空機を用いて海外からご遺体の搬送を行うため、安全上の観点からドライアイスを使うことができません。そのため故人様のご遺体を保全するためにエンバーミングが施されます。

【ケース③】
元気だった時の姿で見送りたい・見送られたい場合

長い闘病生活によって顔がやせ細ってしまったり、薬剤や点滴の影響で顔が膨張してしまったりすることももちろんあります。そのため、ご葬儀に参列してくださったご親族や友人・知人の方々が持つ故人様の生前の姿のイメージと違ってしまうこともあるかと思います。
特殊な状況でなくとも「元気だった時の姿でお別れをさせてあげたい」というご遺族の想いや「元気だった時の姿でお別れをしてもらいたい」というご本人の希望を叶えるために、エンバーミングを施すこともあるのです。

このように、エンバーミングが必要とされるシーンは様々です。
日本ではあまり聞かれませんが、世界に目を向けると多くの著名人や有名人のご遺体にエンバーミングが施されているそうです。
そして、実際にエンバーミングを利用された遺族の方々の満足度はとても高いようです。

大切な人の最期、苦しまれているお顔よりも穏やかなお顔を見て見送りたいと思う気持ちは誰しも同じだと思います。
この機会にみなさんもエンバーミングについて興味を持ってみてはいかがでしょうか。

祭壇

エンバーミング②

エンバーミング

みなさんこんにちは、総務部の奥島です。
本日はエンバーミングの基本的なことについてお話ししていきます!

エンバーミングは誰でもできるものではありません。
専門の資格を有する「エンバーマー」と呼ばれる人が、ご遺体の保存・防腐・殺菌・修復を目的に行うことができる特殊な技術なのです。
日本語では「遺体衛生保全」や「死体防腐処理」と訳されています。

エンバーミングは、ご遺体の消毒・殺菌を行った上で消化器官などの残存物の除去を行うほか、ご遺体の一部を切開して血液などを排出すると共に防腐剤などの保存液をご遺体に注入します。とても難しい内容ですが、こうすることでご遺体を10日間~二週間程度腐敗させることなく保存することが可能となります。
処置の流れを簡単に説明しますと、①ご遺体の状態を確認②消毒と洗浄③故人様の生前の姿に近づけるために洗髪や洗顔を行います。

そして、ご遺体の体内の処置にうつります。
最初にお話ししたように保全液を注入し、食道や胃などに残っている残存物を除去します。その後綺麗に縫合をし、再度全身の消毒を行い故人様が普段身につけられているような洋服を着付けたり、ご遺族様からの希望通りに着付けを行っていきます。
着付け後には改めてお顔の表情を整え、より生前の姿に近づけていきます。

故人様の体の処置としてエンバーミングと混同されてしまうのが「エンゼルケア」です。
エンバーミングは体内の処置まで行うのに対してエンゼルケアは故人様の表面的な姿を整えることを目的としているそうです。

ここまでエンバーミングの基本的なことや流れをご紹介しましたが、実際エンバーミングが必要となるケースはどういったものなのでしょうか。
次回はこの点についてお話ししていきたいと思います!

エンバーミング

エンバーミング①

こんにちは、総務部の奥島です。

みなさんは「エンバーミング」をご存知でしょうか?
ドラマや映画の中で見たことがあるなというくらいで私自身も深くその内容は知りませんでした。

エンバーミングとは、ご遺体を消毒や保存処理、また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法です。日本語では遺体衛生保全といいます。

日本では「火葬」が執り行われるためにあまり馴染みがない言葉かもしれませんが、土葬を主流としている国々では行われているご遺体保存技術です。生前の姿に近い形でお別れができるという点や衛生的な面から、近年日本でも注目されるようになっているそうです。

そこで今回は、エンバーミングの目的や手順などの基本的なことについてご紹介していきたいと思います!

エンバーミング

弔辞(ちょうじ)②

皆さんこんにちは。
前回に引き続きブログを担当させていただく業務部の林です。
今回は弔辞とは何なのか、弔辞を作成する際のポイントについて詳しく書いていきます。

弔辞(ちょうじ)とは、故人様と親交の深かった人が霊前に捧げる故人様を弔う言葉の事を指します。
弔辞を作成する際のポイントとしては、一般的に弔辞の長さはゆっくり読んで三分程度、長くても五分以内にまとめると良いと言われています。
また、弔辞を作成する際、出来るだけ避けた方が良いとされている言葉としてご遺族様に挨拶する時と同様、不幸が重なるイメージを連想させる言葉や「死亡」といった直接的な言葉等の忌み言葉は弔辞でも避けた方が良いとされています。

弔辞と聞くとどうしてもきっちりとした固めの文章にするべきと思いがちですが、無理に難しい言葉を使う必要はなく、生前の思い出や故人様の人柄を偲ばせるエピソードを自分なりの言葉でまとめると良いのではないかと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。
これからもブログを書いていきますので次回も読んで頂けると幸いです。
それでは失礼致します。

弔辞